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相 談
2025.02.01
保有している土地や建物などの不動産を売却したいと思っている人もいるでしょう。しかし、どのような流れで不動産を売却すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、不動産売却の一般的な流れについて解説します。引き渡しまでのステップを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
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ここでは、不動産売却の具体的な流れについて見ていきましょう。
不動産売却を進めるときは、まず不動産会社に査定を依頼しましょう。建物や土地を正確に査定してもらい、いくらで販売するかを決めていきます。
なお、不動産会社による査定には、大きく分けて「簡易査定」と「訪問査定」の2種類があります。「簡易査定」とは、文字通り簡易的に不動産を査定する方法であり、電話やメールなどから築年数や間取り、建坪面積や敷地面積などを伝えて、おおよその査定額を算出してもらいます。
一方、「訪問査定」は、不動産会社の担当者が、実際に土地や建物を調査して査定額を算出する方法です。担当者は建物や土地の広さや状態に加え、周辺環境なども併せてチェックすることから、簡易査定よりも精度の高い査定額を提示してもらえます。
不動産会社に査定してもらったら、次に媒介契約の締結を行います。媒介契約には、「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があり、それぞれ不動産会社の義務に違いがあります。
内容 | 一般媒介 | 専任媒介 | 専属専任媒介 |
---|---|---|---|
自己発見取引 | 〇 | 〇 | × |
不動産会社との媒介契約 | 〇 ※複数可能 | 〇 ※1社のみ | 〇 ※1社のみ |
有効期間 | 指定なし | 最長3ヶ月 | 最長3ヶ月 |
レインズへの登録 | 任意 | 媒介契約締結日の翌日から7営業日以内 | 媒介契約締結日の翌日から5営業日以内 |
業務の報告 | 任意 | 2週間に1回以上 | 1週間に1回以上 |
不動産会社と媒介契約を結び、契約につながった場合は仲介手数料が発生することを留意しておきましょう。
不動産会社と媒介契約を結んだら、不動産会社は自社媒体や広告などを使って物件のPRをしていきます。購入希望者から問い合わせがあると、内覧日の調整なども行ってくれます。
ただし、居住中の場合は、内覧時の対応を売主がおこなわなければならないことが一般的です。
売りに出していた物件の買主が決まったら、売買契約の締結に進みます。この際、買主側から申込金や手付金が支払われるのが一般的です。
売買契約の締結が済み、すべての手続きが完了したら、決済が行われます。基本的には、引き渡しの同日中に決済がおこなわれ、不動産の売却額が入金される仕組みです
不動産の決済と同日に引き渡しを行います。不動産の決済、引き渡しが完了したら、買主側は「所有権移転登記」を行います。 また、売主側は、「抵当権抹消登記」が必要なケースも少なくありません。通常、住宅ローンを組むときは、金融機関の抵当権がついています。しかし、住宅ローンを完済すると、抵当権を外せるので、抵当権抹消登記が必要です。
なお、住宅ローンを完済しても、自動的に抵当権が外されるわけではなく、自分で手続きをする必要があります。
建物や土地などの不動産を売却して利益を得た場合、確定申告しなければなりません。ただし、住宅を売却して利益が発生した場合、「3,000万円の特別控除」「買い替え特例」などを利用できる可能性があるので、税負担を大幅に抑えられる可能性があります。
ただし、いずれの制度を利用する場合でも、手続きが必要なので、信頼できる不動産会社に相談してアドバイスをもらいましょう。
福岡で不動産売却を検討しているものの、何から始めればいいかわからない人もいるでしょう。ここでは、福岡で不動産を売却するための3つのステップを詳しく紹介します。
福岡には数多くの不動産会社があり、それぞれ特徴が異なります。全国展開型の不動産会社に加え、地域密着型の不動産会社があり、さまざまな不動産会社から相談する不動産会社を選定します。
どの不動産会社がいいかわからないときは、口コミやレビューなどを見て決めるといいでしょう。もしくは、知り合いに紹介してもらったり、インターネットで検索したりするといいでしょう
不動産会社の選定が終わったら、実際に売却の相談をします。不動産売却の相談をするときは、希望価格や売却時期なども伝えましょう また、住宅ローンが残っている場合は、残債がどれだけあるかも事前に調べておくことをおすすめします。
不動産会社と媒介契約を結んだら、不動産会社は物件を販売するために宣伝してくれます。地域密着型の不動産会社であれば、折り込みチラシを入れてくれたり、地元の新聞やラジオなどを使って宣伝してくれたりする可能性もあるでしょう。 また、すでに同じエリアで物件を探している人がいる可能性があるので、そういった人に声をかけてくれることもあります。
そして、物件の買い手が決まったら、売買契約を結び、決済と引き渡しへと進みます。
不動産の売却を検討しているものの、そもそも引き渡しまでどれくらいの期間がかかるのか疑問に思っている人もいるでしょう。 不動産の売却には、一般的に5~7ヶ月程度かかるといわれています。もちろん、物件条件や価格などによって、5ヶ月未満で売れるケースも少なくありません。一方、なかなか買い手が見つからない場合は、7ヶ月以上かかることもあるでしょう。
以下、不動産の売却にかかる期間の一例です。
不動産の相場調査 | 2~4週間 |
不動産会社による調査 | |
不動産会社による査定 | |
媒介契約の締結 | |
売却活動 | 3~4ヶ月 |
売買契約の締結 | |
決済・引き渡し | 1~2ヶ月 |
いかがでしたでしょうか。
今回は「不動産売却の流れ」について解説しました。不動産売却では、不動産会社に査定を依頼して媒介契約を結び、売買活動を経て売買契約となり、決済、引き渡しとなります。
建物や土地によって異なるものの、不動産の売却には約5~7ヶ月の時間がかかってしまいます。すぐに売りたくてもなかなか買い手が見つからないケースもあるので、注意が必要です。
あらかじめ、希望の売却時期を不動産会社に伝えておき、アドバイスをもらいながら売却の検討を進めていくことをおすすめします。
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